Metro Style アプリを開発する方法
Metro Style アプリとは...
Windows 8でのみ動くアプリケーションで、その名前の通りMetro UIに沿ったアプリケーションです。
■開発に必要なもの(2012/3/18 時点)
・Windows 8 Consumer Preview
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows-8/download
・Microsoft Visual Studio 11 Express Beta for Windows 8
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/windows/apps/br229516.aspx
■開発言語
C/C++、C#、VB、HTML/CSS/JavaScript での開発が可能
これまでのWindowsアプリケーションは、
・C/C++でWin32 APIの開発
・C#やVBで.NETやSilverlightの開発
・HTML/JavaScriptでInternet Explorerアプリケーションの開発
に分かれていましたが、Windows 8のMetroスタイルのアプリケーションは、どれを選んで開発することができる。
■プラットフォーム
WinRT (Windows Runtime)は、Metro StyleのためのAPIセットであり、これはMetro Styleアプリケーションを開発する言語(C/C++、C#、VB、HTML/CSS/JavaScript)に対して、同じオブジェクトを提供します。
API reference for Windows Runtime and Windows Library for JavaScript
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/apps/br211377.aspx
■Metro スタイル アプリのチュートリアル
環境がそろったところで、実際にMetro Style アプリの開発をする前に一度チュートリアルを見ることをオススメします。
・JavaScript を使った初めての Metro スタイル アプリの作成
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/apps/br211385.aspx
・C# または Visual Basic を使った初めての Metro スタイル アプリの作成
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/apps/br211380.aspx
・C++ を使った初めての Metro スタイル アプリの作成
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/apps/hh465045.aspx
・DirectX を使った初めての Metro スタイル ゲームの作成
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/apps/br229580.aspx
■開発者用ライセンス
Metro Style アプリケーションを開発し、Windows Store にリリースするためには、開発者用ライセンスを取得する必要があります。
開発者用ライセンスは、Visual Studio 11 Express Beta for Windows 8 を初めて起動したときに、開発者用ライセンスを取得するように求められます。
ライセンス条項を読み、同意する場合は [同意する] をクリックするだけで、ライセンスを取得することができます。
※ ライセンスを取得した際、2週間くらいの期限が表示されたので、こちらについては確認中です。
■Windows Store
Metro Style アプリケーションは、原則としてWindows Storeを通じて配布/販売されます。
ユーザはこのStoreアプリケーションから、様々なMetro Style アプリをダウンロードすることになります。
Windows Storeに作成したMetro Style アプリケーションを配布するには、Metro Style用デベロッパーセンターへの登録が必要になります。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/windows/apps
登録には、年間4900円のライセンス料金が掛かります。
ライセンス登録を行うと、次のアクセス権限が付与されます。
Windows Store 開発元アカウント自動更新
Windows Store 開発元ダッシュボードへのアクセス
Windows Store でアプリを公開する権利
Windows Store でのアプリの詳細情報
※ Windows Storeを通さずにMetro style アプリをインストールすることもできる方法があります。
この方法を「Sideloading」と呼びます。この方法については、また機会がありましたら記述します。
Windows Phone Developerよりかは安いけど、ここら辺は統一してくれるといいな