スマートフォン勉強会＠関東　#14

2011/8/27に株式会社インターネットイニシアティブで"スマートフォン勉強会＠関東　#14"がありましたので参加しました。

そこでウチが聞いた内容についてフィードバックしたいと思います。

Coronaではじめるアプリ開発
スピーカー: 木村圭佑（[twitter:@corosuke_k]）さん

＞coronaとは
UIのフレームワーク
2D専門

＞プラットフォーム
Android2.2以上、iOS

＞特徴
1つのソースで、複数のデバイスに対応することができる
少ないコード行で実装が可能
アニメーションなどのライブラリが豊富

＞開発言語
Lua

＞OpenALの利用が可能
Androidの仕様上、使えないAPIがある

＞ソーシャルプラットフォームもサポート
OpenFeint、Gamecenter、Facebook、Papaya、Superrewards

＞アニメーションライブラリ
Transitionのみ

＞directorライブラリ
有志のライブラリ
ワイプやクロスフェードなどの画面遷移ができる
いずれ公式から出るかも

＞速度比較
Corona ＞　Air
40~50fps　30~40fps

Android
20~40fps

＞学習環境
Lua
iPhone
Corona
公式リファレンス
など

＞環境
基本的には有償
無料版もあるが、有償のほうがよい
（BAG FIXや最新APIが使える）

Windows Phone 7 + XNA でゲームを。そもそもXNAって何よ。
スピーカー: みむらさん

＞XNAの利点
.NET Framework上なので、移植性が高いコードがかける
メモリの心配する必要がない

＞コードサンプル
上記USTREAM参照

＞DirectXとの違い
DirectXは左手座標系
XNAは右手座標系

「あつめてカーボくん」のゲームデザインについて
スピーカー: まかべひろしさん

＞どんなゲーム
落ちものパズルゲーム　Ex.テトリス

＞新しいゲームを理解してもらうために
ゲームでおこなわれること
プレイヤーがおこなうこと
ゲームオーバー条件

＞特徴
落ちものゲームというなかで、複数のカーボくんを同時に操作することができる
また、落ちものなのに、上にもっていくことができる
他のカーボくんや岩を押しのけたりすることができる
⇒自由な操作性

一見従来のゲームだが、スマホならではのゲームになっている

一度プレイしてもらえば、理解できるような仕組みになっている

最初、ルールを理解（４つくっつけると下の３つが消える）してもらうために、４つのカーボくんを落とす

すべての要素が、得点につながる仕組みになっている
（すべてのベクトルが目標につながるようにしなくてはならない）

ゲームになれていない人がおこなう誤動作を逆手に、細かい仕様を盛り込むことで、すべてのユーザに対応する

Windows Phone SDK 7.1とWindows AzureでWindows Phoneアプリケーション開発を始めよう
スピーカー: 大西彰（[twitter:@oniak3]）さん

＞Expression BlendによるSilverlightでの開発デモ
上記USTREAM参照

＞WCF
サービスとクライアント間でメッセージを送信するシステムを作成するためのランタイムおよび一連のAPI

＞Windows Phone エミュレータとローカルPCサーバとの通信
上記USTREAM参照

＞Windows Phone 7.5 とローカルPCサーバとの通信
上記USTREAM参照

＞PUSH通知
基本的には、マイクロソフトのサービスを通しておこなう必要がある
現時点では、無償

Microsoft Push Notification Service

有効期間がある：30日の利用がないとプッシュURLのが使えなくなる

2011/8/28 追記
マイクロソフトのエバンジェリストの大西さんからTwitterで有効期限での追記をいただきました。
「アプリが要求すると新しいURLが発行されるので、アプリがURLの変更イベントを処理して自分のサービスがあるクラウド側に通知すれば大丈夫。」

こういう場で交友を深めたいです！