Expression Blendについて

Expression Blendとは、WPFWindows Presentation Foundation)やSilverlightアプリケーションのためのデザインとインタラクションを実装するためのデザイン&オーサリングツールであり、かつVisual Studioと並ぶもうひとつの開発ツールです。(※1)

Windows Phoneアプリの開発では、主にVisual StudioとこのExpression Blendを用いて開発すると思います。

Visual Studioでは、主にロジックコード(C#VB)の実装やビルド〜デバッグをおこないます。
また、XAMLファイルを直接編集します。

一方、Expression Blendは、画面デザイン(コントロールのレイアウトやテンプレートの作成)、インタラクション設定(アニメーションやグラフィック)などの作業がおこないやすいです。

この2つのツールのコンパイルエンジンは、100%の互換性を持っています。
つまり、デザイン作業とコード実装を分けておこなうことが出来るので、Androidとは違いプログラマへの負担はとても少ないと思います。
よって、作業を明確にするために、ユーザインターフェースと処理部を明確に切り離す設計をおこなうことが重要です。


※1 日本マイクロソフト株式会社 大西彰、鈴木章太郎、田中達彦、高橋忍、川西裕幸 著.『Silverlight大全』SoftBank Creative
http://www.sbcr.jp/products/4797363586.html

http://www.st-hatena.com/users/sa/samril/user_p.gif私の記事では、Expression Blend 4について記述していきます。