Microsoft Visual Studio 2010 Express for Windows Phoneについて

今回はWondows Phone Applicationの開発に使用する『Microsoft Visual Studio 2010』について記述します。

1. Visual Studio
まず、よく使われると思うウィンドウです。

ツールボックス : デザインビューにボタンなどのUIをドラック&ドロップすることができます
デザインビュー : 開発中のWindows Phoneのスキンになります
XAMLビュー(コードエディタ) : UIをXAML(ザムル)と呼ぶマークアップ言語で記述している部分です
ソリューション・エクスプローラ : ソリューションやプロジェクトで、タスクの管理や項目の表示をします
プロパティウィンドウ : UIの部品のプロパティです
ターゲットデバイス : 開発したアプリケーションの実行先デバイスです

ツールボックス、ソリューション・エクスプローラ、プロパティウィンドウは
メニューバー「View」→「Other Windows」から表示することができます

2. ソリューション・エクスプローラ
作成したプロジェクトのファイルについて、記述していきます。

アイテム 概要
Properties
 AppManifest.xml アプリケーションのパッケージを生成するために必要なアプリケーションのマニフェストファイル
 AssemblyInfo.cs 生成されたアセンブリに埋め込まれている名前とバージョンのメタデータ
 WMAppManifest.xml Silverlight アプリケーションに関連する特定のメタデータが含まれているマニフェスト
References
 : 提供するライブラリ (アセンブリ)
App.xaml アプリケーションのエントリポイントを定義
 App.xaml.cs
ApplicationIcon.jpg アプリケーションリスト用のアイコン用の画像
Background.jpg スタート画面でのアプリケーションアイコンを表す画像
MainPage.xaml アプリケーション本体のUI
 MainPage.xaml.cs
SplashScreenImage.jpg アプリケーションを起動するときに、最初に表示される画像

http://www.st-hatena.com/users/sa/samril/user_p.gif次は、ボタンやテキストエディタなどの基本的なUIについてやろうと思います