Estimote Beaconが届いたよ!

iOS 7 の注目されている機能の1つとして「iBeacon」があります。
まず、iBeaconとは

「iBeacon location and proximity detection technology」
AppleiOS 7に統合した位置および近接検出技術のことで、Bluetooth LEを用います。

そして、iBeaconでできることは

  1. CoreLocationフレームワークを使いビーコンの検出
  2. CoreBluetoothフレームワークを使いビーコン・アプリケーションを作る
  3. Passbookとの連携

ビーコンの送信側は、CoreBluetoothフレームワークを使うことでiOS端末でも作成することができます
けれども、iOS端末をビーコン端末として用いた場合は、つねにビーコンアプリをフロントに起動し続ける必要があります。
単純なやり取りなら良いですが、ビーコンの性質上あまりiOS端末をビーコンとして用いるのはよくありません。

AppleiOSビーコン端末を出すことは予想できますが、それは少なくとも数か月〜数年以上先になります。
そこで、サードパーティー製のビーコン端末を用いることが想定されてきます。

ビーコン端末は数ある中で、もっとも有名なのが Estimote inc. の Estimote Beacon はのではないでしょうか?
今回は、こちらを輸入できたので、簡単にご紹介します。


こちらが届いた Estimote Beacon です。

外箱は段ボールのような素材でできています。

箱を開けます。

ビーコンは3つ入っています。
特に取扱い説明書などは入っておりません。

ビーコンの大きさの比較です、比較には4インチのiPhone 4を用いました。

縦サイズはiPhoneの半分以下ですが

幅は2.5倍くらいあります。
手乗りな感じです、思った以上に大きい印象でした。

ビーコンの裏面は、粘着性の高いシールのようなものが張り付いていました。

平面であれば、素材に限らず簡単に取り付けが可能だと思います。

また、取り外しの簡単です。

次に実際にビーコンを受信してみます。
ビーコンの受信には、せっかくなので Estimote Virtual Beacon を使います。

3つのビーコン端末、すべてが認識されました。

また、ビーコンをタップすると、その詳細を確認することができます。

精度はそんなに悪くないとおもいます。
こちらについては、もう少し調査したのち、ご報告できれば良いと思います。


このように、いくつものビーコンが日に日に作成され、使われていくケースが増えていくと思います。
日本では実用例はまだ少ないものの、新しいサービスの第一歩にはなると思います。

http://www.st-hatena.com/users/sa/samril/user_p.gifEstimote Beaconは技適に通っていないので、日本では使えないので注意