私のIS12Tが逝った訳

Twitterで微妙に反響?があったIS12Tの画面裏への浸水
なぜこうなったのか、どうすればいいのかをまとめました


完全に死んだIS12Tの亡骸

まず、このはじまりは2012/1/18にお風呂の湯船に浸かりながらIS12Tを触っていた
水滴がちらちら付いていたけど、そのときの動作は問題なかった

だけど、ふとした拍子にIS12Tを湯船に落としてしまった

一瞬慌てたけど、IS12Tは防水というのを思い出したので、すこし落ち着きながらIS12Tを湯船から引き上げると、
画面が溶けたような感じになっているではないか!

先ほどまでの安心していたのが嘘のような速度でお風呂から出て、即座にIS12Tをタオルで拭く
画面はまだ溶けていた

そしてIS12Tの電源を落として、バッテリーを外す
このとき、裏蓋&バッテリーはまったく浸水していなかった


浸水してから1時間くらいのIS12T

それから2日たっても水は一向に引かず、なんとかして水はけができないか模索した結果

燃えたよ…
まっ白に…燃えつきた…
まっ白な灰に…


なぜ防水のIS12Tの画面裏に浸水してしまったのか?

まずIS12TにはIPX5相当IPX8相当の防水性能があります。
そのため、水に沈めてもある程度は大丈夫です。

では、IPX5とIPX8とはいったいなんでしょうか?
IPX5とは
内径6.3mmのノズルで3mの距離から毎分12.5Lの水をあらゆる方向から3分以上かけても電話の機能を保つ。
IPX8とは
常温・静水の水道水で1.5mの水深に30分放置しても浸水せずに電話の機能を保ち、この間、静止画・動画が撮影可能。

これだけで見ると大丈夫な気もしますが、実はここに大きな穴が・・・
それはIPX8の記述にある『常温・静水の水道水で〜』です。

お風呂のお湯はもちろん40度近くあり、常温ではなく、お風呂の湯船は静水とは言い切れません。

私も勘違いしていました


ただ、こんなに簡単に壊れるものなのでしょうか?

記憶をさかのぼり、色々調べていると前のツイートに

※ 私のIS12TはMS主催のWindows Phone Developer Dayに参加したときに、開発用に頂いたものです。


当時のIS12T、見た目は分かりませんが押すとものすごいへこみます

このハードボタンのすぐ上は画面との接合部になります。
実際の原因かは分かりませんが、ここから浸水した可能性があります。


ではまとめ

・IS12Tの防水は水道水などの常温のみ、海水、温水はダメ
・浸水したら、すぐさまauへ。決してがんばってはダメ
ボタンに違和感を覚えたら、なるべく水は避けること

なお、WPDDで同じく頂いたIS12Tがこのような事態に陥ったときは

やっぱりau

最後に

私のIS12Tが天国へいってから1週間
絶望に塗れていたときに元上司の方に相談したらIS12Tを誕生日プレゼントに頂きました!

これで、また開発ができる

http://www.st-hatena.com/users/sa/samril/user_p.gif今度こそ大事にするよ